SPA等の小売業と商売をしていると、良く出てくるのが坪効率という言葉。意味は売上高を売り場坪数で割ったもの。 要は3.3Mx3.3Mのスペースで月に幾ら売り上げたかを示す指標。彼らとの商談では、坪効率を上げる方策をくださいと質問され困ってしまう事がたまにありますが、実際、坪効率は、大きな店舗戦略の”結果の指標”であり、これを上げる為の特効薬を商社が持っている訳ではありません。集客を上げる為にどんな仕掛けをするのか、どんな接客をするか、商品内容をどうするのか、価格戦略はどうするのか、の視点で考え抜いた結果としての坪効率が上がるのであります。又、流通チャンネル(SC,百貨、ロードサイド)や立地でによってもこの数字は違います。
因みに坪効率の指標は以下の通りが業界として通念としてある数字
SC(Shopping center) 大都市、中小都市 300万/年 25万/月
その周辺地域 250万/年 20万/月
郊外地域 170万/年 15万/月
因みに、百貨店平均で 600万/年 50万/月です。売上日本一の新宿伊勢丹は 1200万/年 100万/月と言われています。 専門店では、ユニクロは 300万/年 25万/月を目標としているので、大都市並みの高い売り場効率を目指している事になります。又、海外勢力、H&M、フォーエバー21は15万~20万/月が業界で現在出ている坪効率の数字になります。
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